サッカーを通じて言葉や国籍の違いを乗り越えようと、18日、春日井市の中部大グラウンドで中学生の「子どもワールドカップ」が開かれました。
詳しくは、(朝日新聞愛知版)
日本に暮らす外国籍の子どもたちとの交流に取り組むNPO法人「地球子ども村」が企画、ブラジル、インド、スリランカ、ベルギー、北朝鮮などの国籍をもつ子どもたちが交流しました。
日頃はあまり交流のない子どもたちが、サッカーを通して、少しずつコミュニケーションを取り始めます。時間はかかるでしょう。1回のイベントで終わらせずに、様々な取り組みの継続が必要です。
外国人、他者への差別意識をなくし、思いやりの精神を育てるには、このような場が必要です。仲良しグループの中で、表面的な和を保つ、そのような環境だけにおかれると、内向きで、逸脱行動をとる人、よそ者に対しては非常に冷たい自己中心的な性格になる可能性があります。
価値観の衝突を乗り越えるような、他者との共同作業の場が必要です。それは、人との触れ合い、コミュニケーションによる社会化です。
ある人の言葉です。「個性のぶつかり合い。でもそれは不寛容ということではない。ただ共同作業において、そういった事を剥き出しにする機会があるということ。」
そして、利他的精神の発達につながるのでしょうか。