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稲場圭信の研究室 Keishin INABA

利他主義・市民社会論、ソーシャル・キャピタルとしての宗教に関する研究、宗教社会学:::稲場圭信(大阪大学大学院教授) Keishin INABA(Ph.D.)'s site for the study of altruism, civil society and religion as social capital.

講演レジュメ「混迷の時代を考える―思いやり・宗教の社会貢献研究と私―」

南山宗教文化研究所プロジェクト「救援・復興・宗教―危機的状況下における人道援助とこころのケア―」第6回懇話会

「混迷の時代を考える―思いやり・宗教の社会貢献研究と私―Thoughts on an Age of Confusion: The Social Contributions of Religion and Thoughtfulness"」稲場 圭信(神戸大学大学院 人間発達環境学研究科・准教授)

2009年1月29日(木)午後5時~7時、南山大学南山宗教文化研究所 2階会議室
■1: 利他行ネットワーク論
稲場圭信「現代宗教の利他主義と利他行ネットワーク」『宗教と社会』第4号 1998年7月 153-179頁

日本の現代宗教における利他主義に焦点をあてて筆者が提示した理論的枠組み「利他行ネットワーク(the Network of Altruistic Practice):他者を思いやり、他者のために善行を実践する人々のつながり」に関する研究。

■2: 阪神淡路大震災とボランティア
カトリック教会、金光教、浄土宗、浄土真宗、真如苑、神社神道、創価学会、天理教、日本福音ルーテル教会、立正佼成会などの宗教団体が救援ボランティア活動。
内容・・・緊急支援物資の運送・配布、炊き出し、避難所のトイレ掃除など。
一方、多くの被災者が心のケアを必要としたが、宗教団体による心のケアは布教活動につながるとの警戒感 → 宗教団体が前面に出て行うことはあまりなかった。
→ 宗教性や教団色を薄めてのボランティア活動に賛否両論。宗教団体の組織力をいかしての迅速な救援ボランティア活動は、大きな社会的力となることを証明。

・稲場圭信「宗教団体のボランティア活動の現状と将来」、渡邊直樹編『宗教と現代がわかる本 2007』2007年3月、平凡社、pp.172-175.
・稲場圭信「宗教的利他主義とボランティア」櫻井義秀、三木英編著『よくわかる宗教社会学』2007年11月、ミネルヴァ書房、166-167.

■3. 90年代半ばという時代
・価値観の多様化にともなう倫理観の変化によって人心荒廃
→ 一方、時代に対応して人々の問題意識の高まり。
・書店で「社会福祉コーナー」「ボランティアコーナー」「自然環境コーナー」などが設置。
(「紀伊國屋書店」:1994年11月から12月「社会福祉士・介護福祉士受験対策フェア」開催。)
・NHK:1994年,『週間ボランティア』放送開始
・1994年、カリフォルニア大地震:日本でもPTSD(Posttraumatic Stress Disorder:心的外傷後ストレス障害) という言葉が普及。
・1995年、阪神淡路大震災:ボランティア元年、オウム真理教サリンガス事件

■4. 思いやり行動・向社会的行動・援助行動・利他主義の研究、
世界的に見て、社会学、心理学、哲学の分野で「利他主義」研究が盛ん
⇒ 現代社会が抱える様々な問題に既存の行政主導システムだけでは対応不可能で、法や制度とともに自発的な利他的精神に富む市民社会の構築が希求されていることへの応答
(社会貢献活動、CSR)

■5. イギリスでの新宗教の利他主義研究
Keishin Inaba, Altruism in New Religious Movements: The Jesus Army and the Friends of the Western Buddhist Order in Britain, 2004年12月 大学教育出版

・稲場圭信「シェアされるスピリチュアリティと意識変容」伊藤雅之・樫尾直樹・弓山達也編著『スピリチュアリティの社会学』 2004年11月 世界思想社 122-142頁,187-189頁
・稲場圭信「利他主義・ボランティア・宗教:イギリスにおけるチャリティ」『東京大学宗教学年報』ⅩⅤⅠ 1999年3月 27-42頁
・Keishin Inaba, A Comparative Study of Altruism in the New Religious Movements: With special reference to the Jesus Army and the Friends of the Western Buddhist Order, 2000年6月 PhD thesis of King’s College, University of London
・Keishin Inaba,‘Altruism and charitable activities of new religions in Japan: Theoretical perspectives’, Asian Cultural Studies. Vol. 27. March 2001 pp.2-18
稲場圭信「新宗教信仰者の利他主義がもつ構造とその発達要因―イギリスの新宗教を事例に―」『宗教研究』334号 2002年12月 91-114頁
Keishin Inaba,‘Meaning and Construction of Altruism in New Religious Movements’『人間科学研究』第11巻-1号 2003年 1-15頁

The Jesus Army(JA)とThe Friends of the Western Buddhist Order(FWBO)の比較
○対象教団選定の理由
・共通点:共同生活や人のつながりを重視。社会的弱者への救済や慈善活動に積極的。
・類型論 Weber: 「倫理的預言」的要素 / 「模範的預言」的要素
・類型論 Roy Wallis: 現世否定 / 現世肯定

○ 研究方法
・1997年から2000年春までフィールドワーク。参与観察。質問紙調査(ロンドン信者全数調査)。
・インタビュー:男女各15人。教団コミットメントが多様になるようにサンプリング。計60人。

The Jesus Army
・バプティスト教会牧師ノエル・スタントンが1969年 ノーサンプトンで始めた。
・街頭での福音伝道活動、ホームレスへの給食、麻薬中毒者やアルコール中毒者への支援、刑務所の受刑者慰問など社会的弱者の救済活動が中心。
・信者数は2500名。ロンドンを含めイギリス各地に約50のコミュニティハウスが存在。子供を含め約700名が聖書に基づいた簡素な共同生活をしている。

FWBO
・サンガラクシタ(本名デニス・リングウッド)が1967年、ロンドンではじめた仏教運動。コミットメントをもった信者はイギリス国内約2500名、約750名が得度。共同生活をする信者が多い。
・数をかぞえて呼吸に意識を集中させる瞑想、数息観や、利他愛を強調して慈愛の心を育てる瞑想、メッタ・バーヴァナが修行の中心。
・世界10数ヶ国に仏教センターを持つ。イギリス各地のFWBO仏教センターは独立した法人として登録。
・瞑想教室を開き、健康食品やギフトショップなどのビジネス。売り上げの一部はインドにあるFWBOの慈善団体の活動資金。

○利他主義の意味内容
・神の意志に基づく倫理的義務として服従を要求する倫理的預言を基盤とした現世否定のJA:利他主義は善行を通しての神の栄光への奉仕を意味し、利他的行動の対象である他者との関係は神を通して理解される。
・模範を通じて救済への道を示す模範的預言に基づく現世肯定のFWBOでは、利他主義は他者への前向きな影響全般を意味すると同時に模範としての自己自身のケアも重要視される。

○利他的行動の動機(共感、合理的選択、救済論)
・世俗的な価値観や幸福を否定する現世拒否的志向性をもつ千年王国運動であるJA:合理的選択動機は希薄。倫理的預言に基づき、神の愛に通じる他者への共感や自己犠牲と神による祝福という救済論。
・個人のスピリチュアルな成長を重んじ、ニューエイジ的特徴をもつ現世肯定のFWBO:幸福感などの内的利益をもたらす合理的選択動機。人との繋がりの世界観。救済論。

○宗教的コミットメントと利他的行動
教会への深いコミットメントが災害救援時における利他的行動と強い相関を持つ。
→ しかし、現代社会が、非日常において利他主義をより強調するような規範をもっているならば、宗教者の利他的行動は日常において顕著

○利他的精神の発達要因
・理念・観念だけでは、利他的精神は発達しない
・倫理的な教えと宗教的な実践が相俟って利他的精神の発達に影響を与える。
・利他主義の模範となる信者とのコンタクト、生きたモデル(ロールモデル)が必要不可欠。
・価値観の衝突を乗り越えるような、他者との共同作業の場が必要(人との触れ合い、コミュニケーションによる社会化)

■6. 宗教研究から一般社会の利他性・ボランティア精神の発達研究
・稲場圭信「中教審中間報告「青少年の奉仕活動・体験活動の推進方策等について」に対する見解と提言:上下」中外日報 2002年7月11日4面、16日4面
稲場圭信「ボランティア、利他主義、絆の気づき」、樫尾直樹編『アジアのスピリチュアリティ―精神的基層を求めて』、2006年2月 勉誠出版 166-177

①三井住友海上福祉財団研究助成「高齢者に対するボランティアの「利他的行動」と「ケア精神」に関する社会人類学的研究」(研究代表)2002-2003 [19]
②マツダ研究助成金「慈善活動に参加する青少年ボランティアの利他的精神の発達とスピリチュアリティに関する社会学的研究」(研究代表)2003-2005 [22]
③日本経済研究奨励財団奨励金「慈善活動に参加する青少年ボランティアの利他的精神の発達とスピリチュアリティに関する日英比較研究」(研究代表) 2004-2005
社会的活動

■7. 宗教の社会貢献活動研究
④科研「市民社会時代のボランティア・利他的精神の発達における宗教の役割に関する国際比較」若手研究(B)(代表) 2005-2007
⑤科研「宗教の社会貢献活動に関わる比較文化・社会学的研究」基盤研究(b)(分担)(研究代表:櫻井義秀) 2007-2009
⑥科研「ソーシャル・キャピタルとしての宗教に関する国際比較研究」基盤研究(C)(代表)2008-2010
宗教の社会貢献活動研究プロジェクト 2006年~


○「宗教の社会貢献」定義をめぐって[パワーポイントデータ]

2006年に「宗教の社会貢献活動研究」プロジェクトを発足させた際、「宗教の社会貢献」の定義はあえて持たなかった。→様々な研究対象・領域を持った研究者が参加できるような場にしたいという意図→研究から抽出される様々な「宗教の社会貢献」をもとにゆるやかに定義

「宗教者、宗教団体、あるいは宗教と関連する文化や思想などが、社会の様々な領域における問題の解決に寄与したり、人々の生活の質の維持・向上に寄与したりすること」

「宗教の社会貢献活動の構成要素」:①だれが:主体、②だれを:対象、③どこで:場所、④いつ:頻度(継続/要請に応じて/緊急災害時)、⑤何を:領域(目的)、⑥どのように:方法、⑦なぜするのか:宗教的理念・思想

「宗教の社会貢献の領域」:①緊急災害時救援活動、②発展途上国支援活動、③人権・多文化共生・平和運動・宗教間対話、④環境への取り組み、⑤地域での奉仕活動、⑥医療・福祉活動、⑦教育・文化振興・人材育成、⑧宗教活動

「宗教団体による社会貢献活動の形態」
①場所:教団施設内/教団施設外
②頻度:継続/要請に応じて/緊急災害時
③主体:教団/外部組織と共同/外部組織を支援(資金的援助)
④対象:教団内の人/教団外の人/社会一般

宗教の社会貢献を対象とした時に生じる「境界」の問題
①宗教活動、宗教思想・文化の営みを社会貢献とみなすのか
②政治活動は社会貢献とみなすのか
③宗教的利他主義:布教伝道・宗教活動と奉仕活動
④仏教団体、仏教者の社会活動における2つの系(大谷報告)
・社会サービス系(仏教感化救済事業、仏教社会事業、仏教社会福祉)
・社会的・政治的アクティビズム系(仏教社会運動)
⑤社会的状況・国家との関係・時代的評価
・「非常時」社会における「国策協力」と「社会批判」(濱田報告)
・助成金・優遇税制(アメリカ:Charitable Choice)(稲場報告)

■8. 思いやり格差社会「人々の思いやりの度合いに格差が生じている社会」
・時には自分を犠牲にして他者のために行動する人がいる。一方で、自分の利益のことだけを考え他者をまったく気にかけない人がいる。
→日本は、他者への思いやりを持つ人と持たない人に分断された「思いやり格差社会」に向かいつつある。
・自分の利益や保身だけに腐心し、被害をうける人、社会で孤立している人、虐げられている人のことを考えない世の中の風潮、人間性を失った大人たちが引き起こす偽装問題や凄惨な事件
→ 根底にあるのは思いやりの欠如
・知らず知らずのうちに自らの心に巣食い弱い心、ずるい心。他者をかえりみない非人間、思いやりの欠落した大人たちの生き方
→子どもに影響。小学生の示す思いやり度は、七〇年代から八〇年代にかけて急激に低下し、九〇年以降低迷したままという調査結果
・大人たち、自分たちがまず変わらないといけない。

■9. なぜ「思いやり格差」が生まれているのか
・評価社会
この世に生まれてから常に周りからの評価というプレッシャーのもとで育つ。よい学校、よい大学、一流企業、ノルマ達成。評価が常につきまとう環境下。
→うかつに自分の失敗や悩みを打ち明けられない。それによって自分の評価が下がる危険性
ひとりで悩みを抱え、自殺してしまう人も少なくない。
→ そのような人たちを横目に、社会は、効率・利益重視でひた走る。
→ 社会の分断化と人間関係の希薄化、他者をかえりみない世の中。
・他者への「思いやり」は馬鹿にされ、自分さえよければと目先の損得が優先される。
→ 夢、理想、正義が語りづらくなっている。思いやりは「偽善」とレッテルを張られる。
 一方、行き過ぎた利己主義、利益重視の社会のあり方に疑問を感じる人もいる。
・環境問題から共存・共栄を考える人もいる。
・阪神淡路大震災以来、ボランティア活動、NPOを通した「思いやり」の生き方に道を見いだす人もいる。
→ 「思いや格差」は広がる一方
→ 今こそ、人間らしい「思いやり」を取り戻し、「支え合う社会」を構築しなければ手遅れ
→『思いやり格差が日本をダメにする~支え合う社会をつくる8つのアプローチ』(NHK出版)

→支え合う社会へ
いま、過剰な現代社会の利己主義に対して、支え合う社会への希求もある。求められるのは、上からの強制や自己犠牲の生き方ではない、自然とわきあがってくる思いやり。

→ 幸い、日本には、お互い様、おかげ様、恩返し、恩送りといった他者を思いやる「支え合う社会」を構築する豊かな精神性がある。

さらに
→値観の衝突を乗り越えるような他者との共同作業の場が必要。
人との触れ合い、コミュニケーションによる社会化。
これは日本人が苦手とするも:価値観の衝突を避け、予定調和的に表面的にうまくやっていこうとする日本社会のあり方。逸脱行動をとる人に対しては村八分。

社会的バックグラウンドの違う人、あるいは肌の色も違う人種を超えた様々な人たちが共同で何かをおこなう。そのような場では価値観の衝突が当然生まれてくる。
価値観の衝突を経験し、コミュニケーションを通して葛藤状態を乗り越える。世の中には、様々な考え方がある、自分とは異質なものがあるのは当然と思える経験が、思いやりの心を育てる。
それが思いやりの発達に重要

「価値観の衝突チャンスに:閉塞的な社会 思いやりの心を育むには」2008年11月22日朝日新聞夕刊

■10. 宗教NGO・ボランティアの将来
・ 宗教を母体とするNGOが、他の大規模NGOを追随するのではなく、宗教理念をもとにして、新たな地平を開けるか否かが将来的な課題
・ 宗教団体のNGO・ボランティア活動においては、宗教が与える世界観と信仰というバックボーンが活動における個々のボランティアの精神的支えになっている。世界観・信仰を共有するボランティア同士のつながりも重要な精神的支えとなる。
・ 他の団体の手が届かない、あるいは嫌がる避難所のトイレ清掃などの地道な活動も特徴的である。これらは教会、神社、寺院、教団での日常的な清掃などの奉仕活動や利他的実践の延長線上にあると考えられる。
・ 宗教者にとってはNGO活動が神への奉仕や修行の一環である場合が多く、宗教的世界観を共有したメンバーたちによって構成される活動は、そのような宗教的世界観を共有しない人には奇異に感じられ、そのことが閉鎖的な感覚を与える可能性や、宗教的信念のために独善的な活動になる危険性もある。
・ 教団としてのイメージ作りや宣伝のために団体としてNGO活動を行う場合もあろう。
・ 他方、緊急支援や社会福祉のために広範な国際的活動を展開している宗教団体もあり、宗教団体のNGO活動が教団の枠を乗り越えて教団外部の人に利他的な倫理観を伝えていく可能性もある。
・ 近年、NGOは国際社会でその活動が認知され、公的補助金を得られるようになった。宗教NGOにも活動全体にわたる説明責任と社会改善への提言能力が要求されている。


◆◆「思いやり・宗教利他主義・社会貢献関連」の主な著作◆◆
○単著
1. Keishin Inaba, Altruism in New Religious Movements: The Jesus Army and the Friends of the Western Buddhist Order in Britain, 2004年12月 大学教育出版
2. 稲場圭信『思いやり格差が日本をダメにする~支え合う社会をつくる8つのアプローチ』2008年10月、NHK出版、生活人新書270。
○共編著
3. Ruben Habito & Keishin Inaba eds, The Practice of Altruism: : Caring and Religion in Global Perspective, 2006年6月 Cambridge Scholars Press 全209頁.
○共著
4. Keishin Inaba, ‘Altruism and Religion in Europe: Theoretical Perspectives of Motivation’, in D. Jerolimov et al. eds, Religion and Patters of Social Transformation, 2004, Institute for Social Research pp.207-220
5. 稲場圭信「シェアされるスピリチュアリティと意識変容」伊藤雅之・樫尾直樹・弓山達也編著『スピリチュアリティの社会学』 2004年11月 世界思想社 122-142頁,187-189頁
6. 稲場圭信「ボランティア、利他主義、絆の気づき」、樫尾直樹編『アジアのスピリチュアリティ―精神的基層を求めて』、2006年2月 勉誠出版 166-177頁
7. 稲場圭信「宗教の社会参加と利他主義」、『宗教と福祉:IAHR2005東京大会パネル記録』、2006年7月 皇學館大学出版部 1-19頁
8. 稲場圭信「宗教団体のボランティア活動の現状と将来」、渡邊直樹編『宗教と現代がわかる本 2007』2007年3月、平凡社、pp.172-175.
9. 稲場圭信「宗教的利他主義とボランティア」櫻井義秀、三木英編著『よくわかる宗教社会学』2007年11月、ミネルヴァ書房、166-167.
10. Keishin Inaba & Kate Loewenthal, ‘Religion and Altruism’, in Peter B. Clarke ed., The Oxford Handbook of the Sociology of Religion (Oxford Handbooks), 2009, Oxford University Press pp.876-889
○論文等
11. 稲場圭信「現代宗教の利他主義と利他行ネットワーク:立正佼成会を事例として」『宗教と社会』第4号 1998年7月 153-179頁
12. 稲場圭信「利他主義・ボランティア・宗教:イギリスにおけるチャリティ」『東京大学宗教学年報』ⅩⅤⅠ 1999年3月 27-42頁
13. Keishin Inaba, A Comparative Study of Altruism in the New Religious Movements: With special reference to the Jesus Army and the Friends of the Western Buddhist Order, 2000年6月 PhD thesis of King’s College, University of London
14. Keishin Inaba,‘Altruism and charitable activities of new religions in Japan: Theoretical perspectives’, Asian Cultural Studies. Vol. 27. March 2001 pp.2-18
15. Keishin Inaba,‘Voluntary Work, Altruism and Religion in Europe’Informationes Theologiae Europae, Peter Lang、Nov.2002 pp.35-46
16. 稲場圭信「新宗教信仰者の利他主義がもつ構造とその発達要因―イギリスの新宗教を事例に―」『宗教研究』334号 2002年12月 91-114頁
17. Keishin Inaba,‘Meaning and Construction of Altruism in New Religious Movements’『人間科学研究』第11巻-1号 2003年 1-15頁
18. 稲場圭信「日本の宗教とNGO」『国際宗教研究所ニュースレター』第41号 2004年1月 4-8
19. 稲場圭信「高齢者に対するボランティアの「利他的行動」と「ケア精神」に関する社会人類学的研究」『研究結果報告集Vol.8』三井住友海上福祉財団 2004年 60-63頁
20. 稲場圭信「宗教団体の社会奉仕活動と社会制度―英米仏を中心とした一考察から展望する日本の宗教NGOの将来」『神道文化』第16号 2004年11月 72-84頁
21. 板井正斉・稲場圭信・井守哲郎・櫻井治男・藤本頼生「福祉文化と神道文化」座談会『神道文化』第16号 2004年11月 11-54頁
22. 稲場圭信「慈善活動に参加する青少年ボランティアの利他的精神の発達とスピリチュアリティに関する社会学的研究」『研究報告書Vol.18』マツダ財団 2006年 1-8頁
23. 稲場圭信「思いやりの行動と社会的責任:個人・対人関係・社会の視点から考える Acts of Compassion and Social Responsibility: Viewing from Individual, Human Relational, and Social Perspectives」『神戸大学発達科学部研究紀要』第13巻第3号2006年6月 35-38頁
24. Keishin Inaba,‘Altruism, Religion and Implicit Spirituality in Japan’The Proceedings of the 1st International Academic Interchange Meeting between the Graduate School of Human Development & Environment, Kobe University and the Institute of Education, University of London "The Contribution of University to Civil Society", Kobe University, March.2008 pp.96-110
25. 稲場圭信「アメリカにおける宗教の社会貢献--「慈善的選択」と信仰にもとづいた社会福祉サービス」『国際宗教研究所ニュースレター』第58号 2008年4月 11-16頁

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