現在東京都におきましては「首都直下地震」に備え、災害発生時の迅速な避難体制の構築が急務となっております。昨年より、東京都宗教連盟では、東京都小池知事のリーダーシップのもと東京都総合防災部と連携して 「東京都及び東京都宗教連盟の防災対策連絡会」を組織し、帰宅困難者問題などの対策に取り組んできました。一方で、オリンピック開催を目前に訪日観光客が急速に増加しており、こうした外国の方々への対応や、宗教施設への受入態勢づくりなども大きな課題となっています。
このような状況を見据え、本年、東京都宗教連盟が実施主体となり、大阪大学(稲場研究室)、JTB総合研究所が共同で東京都下の宗教施設を対象として「東京都宗教施設における平常時・災害時の受入体制調査」を実施しました。この結果を踏まえて、東京都宗教連盟は、東京都内宗教施設における平常時および災害時の受入体制についての議論を通じ、行政や民間企業等と連携した受入体制強化につなげていくことを目指して、本シンポジウムを企画しました。ご多忙のところ大変恐縮ではございますが、皆様の積極的なご参加をお待ちいたしております。
記
1 日 時 12月 7日(金)15:00~18:00 (開場 14:30)
2 場 所 東京都神社庁 (東京都港区元赤坂2丁目2番3号)
3 内 容
前半 : 調査結果紹介 「東京都宗教施設における平常時・災害時の受入体制の現状」
主催挨拶 東京都宗教連盟
ゲスト挨拶 東京都防災担当
プロジェクト概要説明 都宗連防災顧問、大阪大学大学院教授 稲場圭信
株式会社JTB総合研究所 観光危機管理研究室 主席研究員 河野 まゆ子
後半: パネルディスカッション 「大規模災害時における宗教施設の対応」
モデレーター: 株式会社JTB総合研究所 主席研究員 河野 まゆ子
パネリスト: 都宗連防災顧問、大阪大学大学院教授 稲場 圭信
都宗連理事、東京都仏教連合会事務局長 新倉 典生
都宗連理事、東京都神社庁副庁長 清水 祥彦
主催:東京都宗教連盟
協力:大阪大学大学院人間科学研究科
協賛:JTB総合研究所


「宗教施設を地域資源とした地域防災のアクションリサーチ」
https://relief-map.jimdo.com/