稲場圭信の研究室 Keishin INABA

利他主義・市民社会論、ソーシャル・キャピタルとしての宗教に関する研究、宗教社会学:::稲場圭信(大阪大学大学院教授) Keishin INABA(Ph.D.)'s site for the study of altruism, civil society and religion as social capital.

『利他主義と宗教』稲場圭信(著)

『利他主義と宗教』稲場圭信(著)近刊
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詳細は以下にあります。

http://www.koubundou.co.jp/books/pages/16067.html

東日本大震災、利他の心が動いた!
いま、宗教の役割とは?

 東日本大震災という未曾有の災害に、人々の中に眠っていた思いやり、お互いさまの感覚、共感する心が再生したのではないか。利他主義、他者への思いやりと実践に関する教えをもつ宗教が今こそ社会の崩壊の危機に際して果たせる大きな役割があるのではないか。日本と英国でフィールドワークを重ね、宗教と利他主義の関係を探ってきた気鋭の宗教学者が、研究の成果をかけて熱い思いを語る、宗教人、ボランティア必読の書。

目次
I章 東日本大震災と宗教
    震災における宗教団体の動き
    救援の拠点としての宗教施設
    阪神淡路大震災からの変化
    宗教者・学者の連携の動き
    心のケアと共感する力
II章 宗教的利他主義・社会貢献の可能性
    利他主義
    宗教的利他主義
    宗教の社会貢献の定義と分類
    ソーシャル・キャピタルとしての宗教
    社会参加仏教
    宗教的利他主義・社会貢献への期待
III章 宗教的利他主義の構造
    利他主義のフィールドワーク
    JAとFWBOの社会的特性と価値観
    利他主義の意味内容
    利他的行動の動機
    利他的精神の発達要因
    シェアされるスピリチュアリティ
    新宗教信仰者の利他主義
IV章 無自覚の宗教性と利他主義
    ソーシャル・キャピタルとしての宗教への期待
    現代の日本社会
    日本人の意識構造
    日本人の宗教性
    ソーシャル・キャピタルとしての無自覚の宗教性
    利他主義への契機を含む無自覚の宗教性
V章 宗教の社会貢献活動に関する文化・歴史的背景と法制度
    社会貢献活動に関する文化的・歴史的背景
    社会貢献活動に関する制度と宗教団体
    宗教団体の社会貢献活動と社会的基盤
    宗教NGO
    アメリカのチャリタブル・チョイス
VI章 グローバル化とシェアすることの意味
    現代都市の多民族的環境
    多民族都市における信頼と憎悪
    岐路に立つ多文化主義と市民社会
    ハワイの宗教受容~現地化する灯籠流し
終章 宗教的利他主義のゆくえ
    利他行ネットワーク
    教団の社会的関わりと方向性
    公共性と宗教
    阪神淡路大震災から東日本大震災へ
    共感縁の誕生
    現代社会 今、求められているもの

宗教者災害支援連絡会 第6回情報交換会 

御案内 宗教者災害支援連絡会 第6回情報交換会 

前内閣官房副長官・福山哲郎参議院議員も報告されます。

日時:平成23年 11月13日(日)14-18時(コーヒーブレイクあり)
会場:(財)東京大学仏教青年会 ホールA・B
内容(予定):
① 福山哲郎氏(前内閣官房副長官・参議院議員)
「政治から見た宗教者の災害支援」
② 上川泰憲師(四方僧伽北海道・孝勝寺副住職)
「岩手県大船渡での関わり」
③ ハールーン・グレイシー師(マスジド大塚)
「イスラム教徒による震災復興支援活動について」
④ その他の報告・総合討議
詳細は以下。
http://www.indranet.jp/syuenren/

『宗教と社会貢献』第1巻 第2号が刊行

『宗教と社会貢献』(ISSN: 2185-6869)の第1巻 第2号 (2011-10)が刊行されました。オンラインで無料ダウンロードできます。

http://ir.library.osaka-u.ac.jp/web/RSC/volume/rsc001_02.html
目次から論文、報告のタイトルをクリック、次の画面で真ん中にある「フルテキストへのリンク」でPDFファイルが無料で見れます。名前をつけて保存、印刷もできます。

論文
・ムスリム社会における社会貢献 : 現代シリアのアブー・ヌールの事例(高尾 賢一郎)
・財団法人オイスカの「人を育てる」開発支援 : ネオリベラリズムへの批判を超えたNGOによる主体形成の考察(渡辺 知花)
・「宗教の社会貢献」論から「宗教研究の社会的マネジメント」論へ(矢野 秀武)

報告
・東日本大震災における台湾・仏教慈済基金会の救援活動 : 釜石市での義援金配布の取材と意見交換から(金子 昭)
・国際文化祭ジャナドリヤからみたサウジアラビア文化とイスラーム(葛西 賢太)
・東日本大震災からの復興を祈念して : 「支縁のまちネットワーク」からの発信(宮本 要太郎)
・東日本大震災における宗教者・宗教研究者の連携(稲場 圭信 , 黒崎 浩行)

書評
・板井正斉著『ささえあいの神道文化』(冬月 律)
・秋田光彦著『葬式をしない寺大阪・應典院の挑戦』(白波瀬 達也)
・北川順也著『お寺が救う無縁社会』(横井 桃子)
・奥付・投稿規程 pp.129-

創刊号「宗教と社会貢献」の第1巻 第1号は以下にあります。
http://ir.library.osaka-u.ac.jp/web/RSC/volume/rsc001_01.html
執筆要領/テンプレート・ファイル(MS ワード2003,2007 形式)は下記か
らダウンロードして下さい。
http://keishin.way-nifty.com/scar/2011/01/post-39cb.html
編集委員会
委員長:稲場圭信
e-mail:k-inaba@hus.osaka-u.ac.jp
委員: 泉経武、大谷栄一、葛西賢太、黒崎浩行、小池靖、小林奈央子、
中西尋子、濱田陽、藤本頼生、渡邊太(50 音順)
英文校閲:Scott NORTH
編集室 〒565-0871
大阪府吹田市山田丘1 番2号 大阪大学大学院人間科学研究科
社会環境学講座・現代社会学研究室内
稲場圭信 e-mail:k-inaba@hus.osaka-u.ac.jp

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