サッカーを通じて言葉や国籍の違いを乗り越えようと、18日、春日井市の中部大グラウンドで中学生の「子どもワールドカップ」が開かれました。
詳しくは
、(朝日新聞愛知版)日本に暮らす外国籍の子どもたちとの交流に取り組むNPO法人「地球子ども村」が企画、ブラジル、インド、スリランカ、ベルギー、北朝鮮などの国籍をもつ子どもたちが交流しました。
日頃はあまり交流のない子どもたちが、サッカーを通して、少しずつコミュニケーションを取り始めます。時間はかかるでしょう。1回のイベントで終わらせずに、様々な取り組みの継続が必要です。
外国人、他者への差別意識をなくし、思いやりの精神を育てるには、このような場が必要です。仲良しグループの中で、表面的な和を保つ、そのような環境だけにおかれると、内向きで、逸脱行動をとる人、よそ者に対しては非常に冷たい自己中心的な性格になる可能性があります。
価値観の衝突を乗り越えるような、他者との共同作業の場が必要です。それは、人との触れ合い、コミュニケーションによる社会化です。
ある人の言葉です。「個性のぶつかり合い。でもそれは不寛容ということではない。ただ共同作業において、そういった事を剥き出しにする機会があるということ。」
そして、利他的精神の発達につながるのでしょうか。
2月18日、第14回発達科学シンポジウムが開催されました。
以下のネットTVでシンポの様子を観る事ができます。
復興イベント・ブロードバンド放送局2/18市民公開シンポジウム
講演:動物の一生からみた人間の発達を考える
討論:健康づくり・身体づくり・生きがいづくり
基調講演 「動物の一生からみた人間の発達を考える」
中川 志郎 (元 上野動物園長・日本動物愛護協会理事長)
パネル・ディスカッション 「人間行動学科発 健康づくり・身体づくり・生きがいづくり・○○づくり」
話題提供 (神戸大学発達科学部人間行動学科教員)
中村 晴信 (公衆衛生学)「健康の考え方」
高田 義弘 (体力科学)「ライフステージに応じた身体づくり」
高見 和至 (運動心理学)「快食・快眠・快便が教えてくれる生き方」
長ヶ原 誠 (スポーツ老年学)「生きがい・楽しさ・夢の生涯発達 アクティブエイジングに着目
稲場 圭信 (宗教社会学)「思いやりの行動と社会的責任 個人・対人関係・社会の視点から考える」
詳しくはこちら
デンマークの
Interculturalサイトに以下の拙論が紹介されました。
・Keishin Inaba,‘Conversion to New Religious Movements: Reassessment of Lofland/Skonovd Conversion Motifs and Lofland/Stark Conversion Process’,『人間科学研究』第11巻第2号 2004年12月 33-47頁
Dick Anthony,Thomas Robbinsという有名な学者たちと一緒に紹介さて光栄です。
掲載場所
新宗教運動事典『Encyclopedia Of New Religious Movements』(Routledge)イギリス留学時代の恩師、Peter Clarke(オックスフォード大教授)が編集した世界の新宗教運動に関する事典が出版されました。私も5項目執筆しました。
アマゾンでの購入は
Encyclopedia Of New Religious Movements
某大学教授のA氏より「ヤングマン、稲場のフィールドワーク記」を書くように勧められ、日誌、メモ書きをもとに、1996年ロンドン大学大学院留学、2000年博士号取得までの体験記を執筆することにしました。
テムズ河の風 「留学」人気blogチャンスがあれば、学生時代に一時期でも海外で過ごすことはとても有意義なことです。もちろん目的意識をもって努力することが必要です。様々な奨学金制度もあります。