稲場研究室では、多くのプロジェクトを、稲場教授自身が設立に関わり顧問をしている「一般社団法人
地域情報共創センター」と一緒に取り組んでいます。
https://riccc.or.jp/・大阪大学「ITを用いた防災・見守り・観光に関する仕組みづくりの共同研究」(略称:防災見守り共同研究)(2017年~)
https://www.hus.osaka-u.ac.jp/ja/node/1063/・大阪大学SSI協力プロジェクト「地域資源と科学技術による減災」(2023年~)
https://www.ssi.osaka-u.ac.jp/activity/joint/disasterprevention/・科研基盤研究A「宗教施設と行政と市民の連携による減災・見守り」(2019~2023年度)
https://relief-map.jimdofree.com/・JST 戦略的創造研究推進事業 CREST「地域を支える知のデジタライゼーションと共有基盤」(2021年度~)
https://crest.mc.net.ist.osaka-u.ac.jp/・COI-NEXT共創の場「住民と育む未来型知的インフラ創造拠点」、研究開発課題②グループ内「災救マップ共創プロジェクト」(2022年~)
https://miraiinfra.otri.osaka-u.ac.jp/
私たちは未来を創造します。
新自由主義のなかで分断され、個人主義的傾向が強まりつつある現代社会。
地縁・血縁・社縁という絆やつながりが弱まり、孤独を生きる社会となっています。
地域資源と科学技術で、地域の課題を解決し、安心・安全社会を共創することが、私たちの使命です。
一般社団法人地域情報共創センター
https://riccc.or.jp/災救マップ
https://riccc.or.jp/respectmap/
・「大規模災害に備え…神社や寺院を避難所に 連携の動き広がる」
(テレビ朝日、2022年5月19日)https://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000255213.html---------------------------
自治体と宗教施設が協定を結び、大規模な災害が起きた際に地域にある神社や寺院を避難所として活用しようとする動きが広がっています。大阪大学大学院・
稲場圭信教授:「宗教施設、宗教者が地域住民と共に災害に備え、そして復興に向けて共に歩むという動きが出てきました」18日、東京・港区にある増上寺で神社や寺院、教会などの関係者が集まり、災害時の宗教施設の活用について都の担当者や専門家らと意見を交わしました。専門家は「寺院などには畳の部屋や炊き出しができるスペースがあることから、避難所として活用できる」と述べました。都の推計によりますと、首都直下地震では行き場のない帰宅困難者が90万人に上る見込みですが、このうち都や民間の施設で受け入れができるのは44万人ほどで避難所の確保が課題となっています。専門家は、宗教施設と地域住民の日頃からの連携が大切だと呼び掛けています。
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授業「共生社会論」で学生たちが取り組んだ個人ステイトメントが、今年度も電子書籍(アマゾンkindle)で
刊行されました。

『阪大生の宣言文2 今を生きる学生の目指す社会』
監修 稲場圭信
編集協力
大野真奈、勝部天音、北村舞那、塚本薫平、中本あみ、山田慶太
アマゾンで「阪大生の宣言文2」と検索するか、以下をクリックで出てきます。
https://amzn.to/3J3bw79また、以下に紹介文を作成しました。
https://note.com/dr178/n/n5d90a64d7327紙媒体ではないので、寄贈できないのですが、アマゾンで無料の
試し読みができます。(ご購入いただける場合には300円)
収益は、学生と相談して社会貢献に使わせて頂きます。
ご協力、よろしくお願い申し上げます。
稲場圭信・川端亮(2020)「社会福祉協議会と宗教団体との災害時連携に関する調査報告」『宗教と社会貢献』第10巻2号, pp.55-69
https://doi.org/10.18910/77220
・石川浩二・稲場圭信、2019「対談:災害時の電源から防犯・見守りまで」『月刊 事業構想』2019年4月号、pp.82-84「災害の備えとして、非常時の電源設備への関心が高まっている。「NTNグリーンパワーステーション」は、風力と太陽光の自然エネルギーを有効活用した発電装置であり、LED照明と非常用電源を標準装備するほか、防犯監視カメラなどを付加することも可能という。開発企業のNTNと、減災・見守りシステムの構築に取り組む稲場教授に話を聞いた。」
公共経済学の外部性やスピルオーバー効果という概念が、近年、アメリカ社会学のジャーナルや学術大会において宗教的利他主義・ボランティアの文脈で援用されています。マルチレベルでの計量分析もあります。
私は今から20年ほど前に以下のように指摘していました。
「社会福祉のために広範な活動を展開している宗教団体もあり、ボランティア活動が教団としての排他性や閉鎖性を乗り越えて教団外部の人に利他的な倫理観を伝えていく可能性もある」
・稲場圭信「現代宗教の利他主義と利他行ネットワーク」『宗教と社会』第4号 1998年7月 153-179頁
http://altruism.blog56.fc2.com/blog-entry-63.html時代の流れでしょうか。
大阪大学 人間科学研究科HP
あらたなつながり!お寺・神社と防災・見守り・観光
ITを用いた地域連携に関する協定・共同研究始動
本取り組みについて、2017年5月15日、大阪大学大学院人間科学研究科にて
調印式・記者発表を行いました。
http://www.hus.osaka-u.ac.jp/ja/node/1063