モントリオールで開催されたAARの学会で発表しました。
・Keishin Inaba,"How Buddhist NGO Networks Bring Religion to Society", American Academy of Religion (AAR) , Montreal, Canada, 10 Nobember 2009.

幼稚園教育研究発表会シンポジウム『遊びの楽しさが育む、子どもの「からだ」と「こころ」』(明石市教育委員会指定:明石市立貴崎幼稚園、於:貴崎小学校)で、「遊びを通して育つ思いやりの心」と題して話しました

以下のような内容です。
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・稲場圭信「年月をかけて育むもの」『親切だより』2009年9月号 No.560 2頁
日立グループが中心となっている「親切会」の会報『親切だより』に掲載された原稿です。
親切会:http://www.hitachi.co.jp/chubu1/sinsetsu/html.html
先日、ハワイ州オアフ島のホノルルに仕事で出張しました。常夏の島、ハワイとはいえ、スーツケースには書類や文献資料が鎮座し、水着などは入っていません。仕事での出張なのでスケジュールにレジャーの時間がないのは当たり前。ですが、何か見ておきたいと、ホノルル空港から5分ほどのところにあるモアナルア・ガーデン・パークに空き時間をつかって向かいました。
そこは、24エーカー、東京ドームでいうと2個分の広さをもつ私有の一般公開庭園。元々はハワイ王国を建国したカメハメハ王家の保有地で、現在では財閥会社カイマナ・ベンチャーの所有となっています。日本からの観光客も数多く訪れる観光名所です。その理由は、そう「この木なんの木、気になる木」のコマーシャル・ソングでお馴染みの「日立の樹」があるからです。おそらく、日本一有名な樹でしょう。といっても、この樹はハワイにあるので、世界中の樹の中で日本人にとって一番有名な樹ということになるでしょうか
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NPO法人・東灘地域助け合いネットワーク「第2回ボランティア研修」(於:浜御影地域福祉センター、8月29日)で、「『思いやり格差』社会から『支え合う』社会へ」と題して講演しました。
講演後、私がファシリテイターをつとめワークショップを行い、グループワークでは以下の4点について活発な意見が出て、充実した研修となりました。その後の交流会も大変盛り上がりました。
1. 自分が出来ること、役立てたい経験や知識はなに?
2. 誰もが住みやすい地域社会とはどんなもの?
3. 住みやすい地域社会をつくる取り組みとして
評価できる東灘地域助け合いネットワークの活動は?
4. 地域社会をさらに住みやすくするために、
東灘地域助け合いネットワークがあらたにすべき活動は?
また、拙著、『思いやり格差が日本をダメにする〜支え合う社会をつくる8つのアプローチ』(NHK出版)(定価693円税込)を650円で販売し、1冊あたり100円をNPO法人に寄付させて頂きました。ご協力頂きました皆様、ありがとうございました。
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稲場圭信 著『思いやり格差が日本をダメにする
〜支え合う社会をつくる8つのアプローチ』
NHK出版、生活人新書270、税込価格:693円
大阪希望館設立イベントでの私の講演に関連したコラムです。
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コラム「徒然なるままに」(2009年8月)「恩送り」 連合大阪 事務局長 脇本ちよみ
皆さんにも、多大なカンパのご協力をいただいた大阪希望館の設立イベントの際に「『思いやり格差』社会から『支え合う』社会へ」と題して神戸大学大学院の稲場准教授の講演を聞く機会をいただいた。その中で、思いやりとはまさに「恩送り」であるとの話があり、いたく納得した。「恩返し」は恩を受けた人などに直接それを返す行為であるが、「恩送り」は、受けた恩を直接ではないが、順に送っていくという考え方である。
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大阪希望館の設立記念集会の記事です。

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記念講演では、稲場圭信氏(神戸大学大学院准教授)が、「『思いやり格差』社会から『支え合う』社会へ」と題して、次のように述べた。
「現代日本は、時には自分を犠牲にして他者のために行動する人と、自分の利益だけを考え他者を気に掛けない人、つまりは他者への思いやりを持つ人と持たない人に分断された、『思いやり格差』社会(人々の思いやりの度合いに格差が生じている社会)に向かっている。
大人は子どもに対して、思いやりの大切さを説くだけでなく、生きたロールモデル(手本)になることが大事で、親が忙しい中で何かの活動にかかわるとか、近所の人に対して親切な行動をするといった姿を見て、子どもは育つ。
また、価値観の衝突を乗り越えるような、他者との共同作業の場も必要だ。日本社会は、『和』を大切にする社会だが、本当に思いやりにあふれた社会になっているかどうか。空気を読んで自分の考え方を主張しない社会の下では、真の思いやりは育たない。お互いの考え方をぶつけ合い、コミュニケーションを取っていく中で、思いやりの心は育っていく。
活動にあまり参加できなくても、入ごととせず、心の片隅で他者のことを思いやる、それが希望ある社会の一歩となる。気が付いた人が、まずできることから始めよう」と述べた。(金光新聞:2009,8,2付)
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稲場圭信 著『思いやり格差が日本をダメにする
〜支え合う社会をつくる8つのアプローチ』
NHK出版、生活人新書270、税込価格:693円
仕事と住まいを失った人を入居者として受け入れ、就職活動を支援する「大阪希望館」(大阪市北区)の設立記念集会が7月11日、大阪市の浪速人権文化センターで開かれました。
大阪希望館は、宗教界、労働組合、NPO法人、学者などの協力により設立されました。「誰も使いすてにされない、誰もホームレスにされない社会を、主張や立場を超えた市民のセーフティネット運動で実現していく」ことを目的にしています。
設立記念集会では、私もボランティアで講演し、拙著『思いやり格差が日本をダメにする』を販売、売上金から寄付させて頂きました(微々たる額ですが)。
以下は新宗教新聞のweb記事です。
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同館の名称は、直木賞作家の難波利三さんの了解を得、同名の小説から命名したもの。小説は、戦後の大阪で戦災孤児や高齢者などを保護した「梅田厚生館」とその館長をモデルとしている。実際の運営は6月初めから開始され、すでに4人が入居し、就労活動などを続けている。
集会のオープニングで「あんがいおまる一座」による「大阪希望館」の公演が行われた。呼びかけ人を代表して金光教羽曳野教会長で大阪希望館運営協議会事務局次長の渡辺順一氏があいさつ、「顔の見えるつながりと町全体が一人ひとりを支えていく、大阪がそういう町に変わっていく運動にしたい」と述べた。
稲場圭信神戸大学大学院准教授が「『思いやり格差』社会から『支え合う』社会へ」と題して記念講演。「他者を顧みない、思いやりの欠落した大人の生き方が子どもに影響を与えている。人間らしい思いやりを取り戻し、支え合う社会を今こそ構築しなければ」と述べた。支え合う社会を作る方法を提示した上で、「活動にあまり参加できなくても、他人事とせず、こころの片隅で他者のことを思いやる、それが希望ある社会の一歩」と結んだ。
記念集会に先立って設立総会が行われ、代表幹事に松浦悟郎カトリック大阪教区補佐司教などを選出した。
(「仕事を失った人の再出発を支援」Web新宗教2009.7.17,No.358号)
http://www.shinshukyo.com/webup/backnumber/back09/backframe0717.htm

Cambridge Scholars Pressから拙著のペーパーバック版が出版されました。
・Ruben Habito & Keishin Inaba eds, The Practice of Altruism: Caring and Religion in Global Perspective.近年、利他主義の研究は様々な研究領域で関心を呼んでいる。思いやりの行動を動機付けるものは何か、思いやりの精神や行動を促進させる要因は何か。本書は他者に対する思いやりと宗教の関係に射程をさだめ、上記のようなアクチュアルな問題に、日本、アメリカ、イギリス、北欧、西ヨーロッパ、タイ、インドにおける11の事例研究からアプローチしている。世界的視野で、社会学、人類学、心理学などの諸研究領域を横断しながら現代社会における宗教と利他主義の関係を捉える新たな潮流を示す論文集。
年越し派遣村村長として運営を取り仕切った湯浅誠さんを呼んで、反貧困−自己責任社会」から「支え合う社会」をテーマに講演してもらい、その後、私と対談します(彼は私の高校時代の同級生です)。
神大生向けですが、関心がある方は数名程度なれば参加可ですのでご連絡下さい。7月5日です。以下に詳細と登録・問い合わせ先があります。
http://gpesd.h.kobe-u.ac.jp/assets/images/090705ESDsympo.pdfまた、先日、仕事と住まいを失った人たちへ自立支援「大阪希望館」が開設されました。
その設立記念集会が開催されます。
パンフレット7月11日(土)午後1:30〜午後4:00、浪速人権文化センター(大阪市浪速区浪速東1−9−20)作家、難波利三さんの「『大阪希望館』いま・むかし」と題したお話や、平和の大切さを訴えるパフォーマンス「あんがいおまる一座」もあります。私は、「『思いやり格差』社会から『支へ合う』社会へ」と題して講演します。
今、世の中は、他者への思いやりがある人と自分のことしか考えない人に分断されています。虐げられている人、苦境にある人を横目に自分だけが生き残る、そんな息苦しい世の中に誰も住みたくはありません。活動にあまり参加できなくとも、他人事とせず、こころの片隅で他者のことを思いやる、それが希望ある社会の一歩となります。気がついた人が、できることから始める。一歩踏み出しましょう。
「持続可能な開発のための教育」という意味のESDの概略について学ぶ。このテーマは環境教育や「持続可能な開発」という議論を広げ、これらの問題を平和や人権、貧困、ジェンダーなど幅の広観点から改めて取り上げ、「持続可能な社会」のあり方として再構成しようとする。この問題にこの問題には既存の「解」がないので、基礎的な理論を学びながら学外で展開しているフィールドに出向き現場の体験をする。
フィールドワークへの招待のレジュメ
【“ESD論「フィールドワークへの招待」レジュメ”の続きを読む】